団体戦

昔の映画は、裕次郎加山雄三といった大スターがいたから彼らに恋人と恋敵を加え後はその他で作っていた。今そんなスターはいなくなった。だから団体戦になっている。

NHKの朝ドラで評判になった「あまちゃん」では大勢の役者が持ち味を発揮した。テレビドラマでは「踊る大捜査線」や「HERO]など最近面白いものはすべて団体戦のようだ。中でも最高傑作は三谷幸喜の初期の作品で「ラジオの時間」だと思っている。十人超の出演者が持ち味を発揮して生き生きと演じている。繰り返し見たくなる作品です。

堀ちえみに国民栄誉賞を

 堀ちえみというちょっと抜けた感じのタレントがいる。子供を7人産んで育てているらしい。少子化で国が困っているときに立派というしかないだろう。まさに国民栄誉賞ものだ。1回世界一になったなでしこジャパンにやるくらいだから。

 じゃあ橋下徹は?あれはいろいろ理屈をこねるだろうからとりあえず保留しとこう。

パフォーマー

 ええかっこしいが嫌いだ。だから、星野は大嫌いだ。そういう類の人がまた一人増えた。厚化粧の年増女と言われた人だ。

 「2兆・3兆と豆腐じゃあるまいし」と言って座布団1枚。「都民ファースト」「アスリートファースト」でまたまた1枚。反対する都民はセカンド?野球じゃあるまいし・・・。

 応援してくれた区議を「7人の侍」と称して座布団1枚。7人の侍のうち4人は死んでしまうのだが・・・。  

紅白歌合戦

 紅白歌合戦はずいぶん前から見ていない。小林幸子が天井からぶら下がってから歌は聞かせるものでなく見せるものになった。聞かせるほどの歌が少なくなったからそうなったのだろう。しかし、大晦日は「紅白」といまだに多くの人が思っているようで、そうなると民放はつまらない番組でお茶を濁すことになる。驚いたのは「紅白かくあるべし」といった番組を流したりしている。お願いだから民放に頑張ってもらって大晦日の夜を退屈せずに過ごさせてほしい。

クイズ番組

 昔は、歌・ドラマ・バラエティを見ていたがどれもつまらなくなった。今は、動物・外人・トークとクイズ番組を見ている。クイズは個人戦より団体戦の方が面白い。ただ、残念なのは「巨人・阪神戦」と銘打って巨人は中居君が投げているとか「東大・京大戦」といって大学とは関係のない頭の悪いのが一人か二人入っていたりするから対戦としての面白さが失せてしまうことである。願わくば、本当の「巨人・阪神戦」を見せて頂戴。

にあがんな・のぼすんな

 タイトルに書いたのは、子供の頃年長者からよく言われた筑後地区の方言です。「にあがんな」とはふざけるなという意味で「のぼすんな」は思い上がるなという意味です。だからこの地方では、大阪の芸人は「にあがんな」で、橋下徹は「のぼすんな」ということになります。

 かって、会社の優秀な先輩で大阪支店に転勤して成功した人はいません。九州人は東京とは相性がいいが大阪とはあまりよくないのでしょう。