いじめについて思うこと

 いじめられていた子が自殺する。マスコミが騒ぐ。悪いのは教師、いや教育委員会

えッ!悪いのはいじめた子じゃないの。いじめたのは良い子・悪い子・普通の子のどれ?。多分いじめている子は悪いことをしていると思ってなさそうだ。だから犯人は普通の子。こいつらにガキのうちから叩き込め。「いじめは悪いこと。大勢でいじめるのは卑怯者のすること。いじめ続けると罪になる」と。

政治家という仕事

 サラリーマンとして40年ほど平凡に働いてきた。やがて定年を迎え老人と言われるようになると乗り古した車のようにあちこちの部品が痛み病院通いが増えてくる。若くて元気だったころは医者に感謝の念を覚えたことはなかったが今は治療してもらうたびに「ありがとうございました」と言うようになった。サラリーマンはせいぜい自分と自分の家族しか幸せにできないが医者という仕事は多くの人を幸せにできる。

 同じように、頑張れば多くの人を幸せにできる仕事がある。教師であり政治家である。

 最近、政治家のおかしな言動が問題になっているが「多くの人を幸せにしたい」という政治家としての基本的な思いが欠如しているのだろう。

 

会話を楽しむ

 中学時代の親しい仲間数人と年に3~4回ほど食事会を今でも続けている。

以前は夜居酒屋などで行っていたが後期高齢者となってからはファミレスでの昼食会に変更した。ファミレスのいいところは時間に制限されないところである。従って、12時に集まって3時間くらい昼食を食べながらおしゃべりを楽しむのが通例となっていた。

 ところが前回は違っていた。いつもの通り3時ころ解散したのだが帰っていったのは男だけで女性陣はそのまま居座ってさらに2時間ほどおしゃべりを続けたらしい。

 女達がこんなに長い時間会話を楽しむことができるのは思うに「生活の話」をするからだろう。男どもがする趣味とか時事問題などでは意見の違いがあって会話を楽しむということにはならない場合が多いが生活の話だと意見の衝突は起こらないのだろう。

 会話を楽しむことができる女どもはうらやましい限りである。

大切にしているもの

 NHKのテレビ番組で「熊野古道」という番組を見た。熊野古道を訪れる人々と熊野古道周辺住民の姿を記録したものである。訪れる人たちのそれぞれの事情についても興味をひかれたが先祖代々この地域で暮らしてきた人達が欲得なく地域と自然を愛し先祖を敬うこと・来訪者は親切にもてなすことなどを大切にしながら生きる姿に深く感動した。

 大切にしているものなど何も無さそうな人たちが大手を振って生きている中で何かを大切にしながら生きることの尊さを改めて考えさせられた次第である。

野球解説者

 野球解説はプロ野球選手の引退後の仕事の一つである。その解説者について異論を・・・。

 川藤は野球解説者というより阪神解説者である。

 野村と桑田の解説を聞いていると野球は暗いスポーツだと思ってしまう。

 江川が解説者だと巨人はよく負ける。(江川の呪い?)

 海の向こうでもペナントレースが始まったが新たに元メジャーの投手だった斎藤が新たに解説者に加わったがよくしゃべる。よくしゃべるというよりしゃべり続ける。友人と球場に野球見物に行ったら隣で友人が蘊蓄を傾け続けたらうんざりするに違いない。

 野球は聞くものでなく見るものだから。

ある天下りの話

 会社に入って数年が立ち社会のことが少しづつ分かりはじめたころのことである。

 定年まじかの私の上司がある日を境に突然子会社のある管理職の一人を毎日のように怒り始めたのである。それがひと月あまり続くとその管理職の人はノイローゼ気味になりやがて降格になってしまったのであるがその空いた管理職のポストに定年を迎えた私の上司が天下ったのである。さらに付言すれば降格された管理職の人は勿論子会社のプロパー社員であった。50年位昔の話である。今どきの若者は・・・とよく言われるが当時はこういう管理職があちこちにいたのである。彼らは若い時代を戦争の中で過ごした人たちであることも付け加えておく必要があるように思う。 

森友学園問題の怪

連日国会は森友問題で騒いでいる。騒ぎの一つは総理夫人が100万円を寄付したか否かのようだ。かっては政治家とお金の問題は田中角栄ロッキード社から5億円もらったとか最近では韓国の大統領が巨額の賄賂をせしめたのではないか?といった具合に専ら政治家は不正なお金を受け取る側だった。今回は支払ったとして問題になっているから不思議である。おそらく支払って疑惑を招いたとして歴史に残るだろう。怪・怪。