ワールドシリーズ観戦記
今アメリカではワールドシリーズの真っ最中。ヤンキース対アストロズ第6戦ヤンキースが勝てばア・リーグチャンピオンになる試合でのこと。アストロズが1アウトでランナー1・3塁のチャンスを迎える。しかし次打者は不振を極める2番バッター。ここで内野ゴロを打てばゲッツーでチェンジとなるところそうはならずに凡退し3番アルトウベがホームランを打ってアストロズが勝った。
最終戦、今度は同じような場面で6番バッターが凡退し次のマッキャンが2点タイムリーを打ってアストロズがア・リーグを制した。
アメリカの野球は大雑把だからダブルプレーなどお構いなしに打つ。たまたまだろうが幸運にもそうはならず次の好調なバッターにつないだ?のだ。
この試合の影の殊勲者はダブルプレーを阻止しながら凡退した2番バッターと6番バッターだと思った次第である。
衆院選に思う
選挙が始まるよく聞く言葉がある「命がけで戦います」だ。
現役のころ、ある企画を上程して「大丈夫か?」と問われたら「命がけでやります」と答えなさい。そうすれば認可してもらえると聞いたことがある。さらに付言するとそれで死んだ人はいないそうだ。その程度の言葉なのだ。
いずれにしろ、八つの政党が命を懸けて戦うことになった。思うに八つもあれば一つくらい「核武装論」を掲げてそれこそ命がけで戦う政党があってもいいのでは・・・。
中国が力をつけアメリカに追いついた時アメリカの態度も変わるに違いない。中国・ロシア・北朝鮮・そしてアメリカ。周りは全て核保有国ではないか。
橋下徹あたりが適任だ。核武装を唱えて新党を作れば一定の支持は得られるに違いない。ただし、いろんな方面から敵対視されるだろう。まさに「命がけ」だが・・・。
打倒白人至上主義
今アメリカで白人至上主義が問題になっているようだ。
現役のころアメリカへ旅行した時、この白人至上主義みたいなものに遭遇したことがある。やや混みあった電車の中での出来事であるが私の前に立っていた上品そうな中年の白人マダムが振り返って私を見た途端避けるような仕草をしたのである。
こういう白人至上主義者たちの思いは打ち砕かなければならない。
そこで考えた。
我が国にはいつまでも美しさを保っているご婦人たちがいる。「三田佳子・岩下志麻・浅丘ルリ子」等々。彼女らの横に太って皺だらけのアメリカの老婦人たちを並べてそれでも「白人最高」とトランプが悲鳴に似た声で叫ぶのを世界中の人に聞いてもらおうではありませんか。
庭の草むしり
現役時代の不摂生のせいで60半ばに至るころ腰を悪くした。会社で8時間それから週に2~3回雀荘で6時間くらいを椅子に座って過ごしていたから腰に来るのは当然だ。
腰を悪くして困ったのは庭の草むしりである。そんなとき、草むしりをしてくれる障碍者の組織があることを知ったので早速頼んでみた。すると安い値段で丁寧に仕事をしてくれるから申し訳ない気持ちになる。だから、僅かだが少し多めに払いお土産を付け加えるようにしている。
そこで考えた。お金に余裕のある人たちは低所得に苦しんでいる人たちのためにお金をジャンジャン使えと。高級車を乗り回さずタクシーを使え。大衆向けの店で毎晩のように飲み食いしろ。すると健康に悪いから週に2~3度はマッサージに通え。すると景気が良くなることにも貢献するに違いないではないか。
ライトで8番
ホームラン~ホームラン~ホームラン。今年の高校野球である。昔は小兵の2番や非力な下位のバッターは打てなかったホームランだが体が大きくなったせいかみんなが打つようになったようだ。
ところで、昔会社のチームに入って草野球に興じていたころ「ライトで8番」と言って打てない・守れない奴のことを冷やかしていた。草野球レベルだとライトは滅多に球が飛んでこないからチームで一番下手な奴が守っていた。打順が9晩でなく8番なのは草野球にはチビとか女の子とかもっと打てない奴がもう一人くらい居たからである。
随分前に野球界からは消えてしまったこの言葉を「ミラクル9」というクイズ番組で思い出した。9人の回答者の並び方から冗談右手がライトに見える。この席は頓珍漢な回答をするタレントの指定席である。
元ボクシングチャンピオン、あなたが「ライトで8番」です。