ワールドシリーズ観戦記

 今アメリカではワールドシリーズの真っ最中。ヤンキースアストロズ第6戦ヤンキースが勝てばア・リーグチャンピオンになる試合でのこと。アストロズが1アウトでランナー1・3塁のチャンスを迎える。しかし次打者は不振を極める2番バッター。ここで内野ゴロを打てばゲッツーでチェンジとなるところそうはならずに凡退し3番アルトウベがホームランを打ってアストロズが勝った。

 最終戦、今度は同じような場面で6番バッターが凡退し次のマッキャンが2点タイムリーを打ってアストロズア・リーグを制した。

 アメリカの野球は大雑把だからダブルプレーなどお構いなしに打つ。たまたまだろうが幸運にもそうはならず次の好調なバッターにつないだ?のだ。

 この試合の影の殊勲者はダブルプレーを阻止しながら凡退した2番バッターと6番バッターだと思った次第である。