ライトで8番
ホームラン~ホームラン~ホームラン。今年の高校野球である。昔は小兵の2番や非力な下位のバッターは打てなかったホームランだが体が大きくなったせいかみんなが打つようになったようだ。
ところで、昔会社のチームに入って草野球に興じていたころ「ライトで8番」と言って打てない・守れない奴のことを冷やかしていた。草野球レベルだとライトは滅多に球が飛んでこないからチームで一番下手な奴が守っていた。打順が9晩でなく8番なのは草野球にはチビとか女の子とかもっと打てない奴がもう一人くらい居たからである。
随分前に野球界からは消えてしまったこの言葉を「ミラクル9」というクイズ番組で思い出した。9人の回答者の並び方から冗談右手がライトに見える。この席は頓珍漢な回答をするタレントの指定席である。
元ボクシングチャンピオン、あなたが「ライトで8番」です。
やすらぎの郷
若い女の子が深夜山道を自転車で帰る???今の子は車で帰るでしょう。
若い男たちがたむろする中に「どうしたんですか?」と普通の女の子は行かないでしょう。
その後「自転車は危ないからよしなさい」とこの郷の年寄りは誰も言わない不思議。
そんな「やすらげない」話が多いドラマだが昔のスターが大勢出ているから懐かしく毎回見ている。
再び巨人軍のこと
広島にまた負けちゃった。3勝12敗。2番マギーが打つが阿部・村田でチエンジ。6番、陽がヒット。しかしこれも日替わり7番と小林君ででダメ。だから陽が2番でマギーが4番だろー。阿部・村田は2割5分のバッターなんだよ。広島なら6番7番を打つバッターでしょう。
サラリーマンだったころ、経過を大事にする上役と結果を重んじる上役がいた。日本人の多くは前者だから経過重視の上役の下で働くことが多かったがこの手の管理者には二つの特徴があることに気づいた。一つ目は「早朝会議」をしたがること。あと一つは「気を付け」が似合うというか好きだということである。
わが巨人軍は、長嶋・原と「気を付け」が似合う監督が好きなんだろう。だから江川とか桑田とか松井とかではない高橋君が監督になった。
問題は「気を付け」は余計なことは考えるなと言っていることである。
コメンテーター
ワイドショーが有名な芸能人夫婦のもめ事を例によって面白おかしく報じている。旦那が不倫しているとか財産を奪って離婚しようとしているとか奥さんが泣きわめいているからだ。
「不倫したり悪いことをする旦那とは離婚。この奥さん金持ちらしいから生活には困らないでしょう」とコメンテーターが言う。「それじゃ番組が続かない」司会者が困って言う。「お前二度と呼ばない」
叩くものが消えちゃった
東京都議選で自民党惨敗。小池さん、内田・石原・森は叩き終わった。唯一叩く相手として残っていたのが自民党。それが消えちゃった。前の3人は盛りを過ぎたドン。自民党都議団は現役だから少々手強かった。叩くものがなくなると困っちゃう。叩き棒を持って颯爽と歩くからオバチャンたちに人気があったのに。それに、都議会でバトルがなくなるとテレビが映してくれなくなる。小池さん勝ちすぎちゃった?
ワイドショーも都議会のバトルを面白おかしく伝えながら視聴率を稼いできたから都議会が静かになるのは困るだろう。そこでこれからは小池叩きに専念?
自民党は大負けしてよかったと思っている。本気で反省するしかないからだ。でなければ国民に見放されますよ。民進党は少しの負けだから反省しないそうです。