遅れてきた反抗期
「子供は幼児期から3度の反抗期を経て大人になるものです」妻の心因性の病気の原因が酒乱の父の暴力から逃れるため常にいい子を装って過ごしてきたことにあると心療内科の先生から聞かされた時の言葉である。
昨今のワイドショウでよく取り上げられている貴乃花が大事な会議の場でふんぞり返って座っている姿を見ていると自分も高校生のころー即ち三度目の反抗期の頃気に食わないことがあるとこういう態度をとっていたことを思い出してしまう。15歳のころから厳しい父親のもとで反抗もせず稽古・稽古で明け暮れていたのだろう?
先の妻は40を過ぎるころから思春期の女子高生のようにふるまい出した。犯行の向け先は勿論私にであった。彼の遅れてきた反抗期が今協会に向けられている。相撲評論家・相撲ファン・弁護士・タレントなどの意見は聞き飽きたので心療内科の先生の意見を聞いてみたい。
貴乃花が喋らない理由
農耕民族が行儀を重んじ穏やかに力と技を競い合っていた相撲を狩猟民族がプロレスのように格闘競技に変えてしまった。プロレスならビール瓶で殴ったり殴り続けるのを周りの誰も止めなかったとしても不思議ではない話だ。今の相撲界はこういう人たちが支えている。
それはさておき、この事件についていろんな人がいろんなことを喋っているので事件の内容は分かってきた。しかし、貴乃花親方はいまだになにも喋ろうとしない。それは協会に対する不信感だと言われているようだが果たしてそうだろうか?
白鵬がこの事件について何かを喋るとその一言一句をワイドショウが取り上げ辛辣な批判をする。優勝インタビューについてもいろんな人がいろんな意見を言っているようだ。もし、貴乃花が何かを喋ればワイドショウが飛びついてコメンテイターたちの格好の餌食になるに違いない。協会に対する不信感でなくマスコミに対する不信感から喋ろうとしないのでは?マスコミは絶対与しないだろうが。
ワールドシリーズ観戦記
今アメリカではワールドシリーズの真っ最中。ヤンキース対アストロズ第6戦ヤンキースが勝てばア・リーグチャンピオンになる試合でのこと。アストロズが1アウトでランナー1・3塁のチャンスを迎える。しかし次打者は不振を極める2番バッター。ここで内野ゴロを打てばゲッツーでチェンジとなるところそうはならずに凡退し3番アルトウベがホームランを打ってアストロズが勝った。
最終戦、今度は同じような場面で6番バッターが凡退し次のマッキャンが2点タイムリーを打ってアストロズがア・リーグを制した。
アメリカの野球は大雑把だからダブルプレーなどお構いなしに打つ。たまたまだろうが幸運にもそうはならず次の好調なバッターにつないだ?のだ。
この試合の影の殊勲者はダブルプレーを阻止しながら凡退した2番バッターと6番バッターだと思った次第である。
衆院選に思う
選挙が始まるよく聞く言葉がある「命がけで戦います」だ。
現役のころ、ある企画を上程して「大丈夫か?」と問われたら「命がけでやります」と答えなさい。そうすれば認可してもらえると聞いたことがある。さらに付言するとそれで死んだ人はいないそうだ。その程度の言葉なのだ。
いずれにしろ、八つの政党が命を懸けて戦うことになった。思うに八つもあれば一つくらい「核武装論」を掲げてそれこそ命がけで戦う政党があってもいいのでは・・・。
中国が力をつけアメリカに追いついた時アメリカの態度も変わるに違いない。中国・ロシア・北朝鮮・そしてアメリカ。周りは全て核保有国ではないか。
橋下徹あたりが適任だ。核武装を唱えて新党を作れば一定の支持は得られるに違いない。ただし、いろんな方面から敵対視されるだろう。まさに「命がけ」だが・・・。
打倒白人至上主義
今アメリカで白人至上主義が問題になっているようだ。
現役のころアメリカへ旅行した時、この白人至上主義みたいなものに遭遇したことがある。やや混みあった電車の中での出来事であるが私の前に立っていた上品そうな中年の白人マダムが振り返って私を見た途端避けるような仕草をしたのである。
こういう白人至上主義者たちの思いは打ち砕かなければならない。
そこで考えた。
我が国にはいつまでも美しさを保っているご婦人たちがいる。「三田佳子・岩下志麻・浅丘ルリ子」等々。彼女らの横に太って皺だらけのアメリカの老婦人たちを並べてそれでも「白人最高」とトランプが悲鳴に似た声で叫ぶのを世界中の人に聞いてもらおうではありませんか。